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DickEY SinG

社会の狭間のノモスの探求

自炊する人たちにとって手作り弁当はメリットがある

NOTE

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 「一人暮らしをしていると食事に困る」とは一人暮らし者(主に男性)が漏らす文句だ。実家暮らしや家庭持ちだとまるでレストランのように、健康にいい料理がスッと出てくる。だが、一人暮らし者にはそのようにオートマティックに料理が出てくることはない。

 

 我々のような一人暮らし者は2つの不便な選択を選ぶしかない。自炊するか外食するか、だ。だが、そこには2つの短所がある。すなわち、自炊しても食事が余る、外食すると食費が高い、だ。その両方の短所を解決できる方法が弁当を作るということ。

 

 弁当男子になるにはかなりメリットがあることを紹介していきたい。

自炊できない理由は食材を使いきれないこと

 「自炊をしてる人って偉い」っていう風潮は料理を作るのがめんどくさい、料理のいろはがわからないっていう人が多いということにある。だけど、それは料理初心者を通り越せばすぐに解決する問題だろう。

 

 今時、どこのスーパーでも簡易料理キット、豆腐があればすぐに麻婆豆腐が作れる、っていうのが置いてある。さらにはスーパーの惣菜コーナーが充実しており、副菜などのもう一品も手軽に用意できる。有り体に言えば、自宅で米炊いて野菜炒めを作ってスーパーで買ってきたポテトサラダを食卓に並べれば自炊なんてすぐできるのだ。

 

 だが、ある程度料理ができるようになって、食材のバリエーションを増やした時にぶち当たるのが「賞味期限」という壁。食材の賞味期限は短く、生肉なんて買った翌日なんてよくあることだ(実際はもう少し持つが)。そのため、食材を廃棄したりすることが多々起こり得る。食材の管理が一人暮らしの自炊をやりづらくする一番の要因だ。

 

 さらに言えば、学生やサラリーマンは通勤通学先では外食することになる。となると、自然と自炊しにくい状況が生まれる。一日3食のうち2食しか(しかもそのうち一つは朝食)自炊の効果が生まれない。食材が使いきれない状況になってしまう。

 

 自炊の壁は思ったより高いのだ。

外食は家計を圧迫する最悪の行為

 自炊がだめなら全て外食っていうのはどうだろう?近頃ではモーニングメニューを揃えているチェーン店も多い。すき家の朝食定食に至っては250円から提供されているのだ。全てを外食にする選択も悪くないように思える。

 

 ただし、手頃な外食屋さんが近くにあるのか?という問題も出てくる。いくらチェーン店は多くといっても、日本全国を網羅しているわけではない。わざわざ一日3食を足伸ばして食べに行くのなら自炊の方が手間がかからずにすむのでは。

 

 そして外食の最悪のデメリットが、健康によくないメニューが多く、野菜が少ないということ。ヘルシーメニューが増えてきたといってもそれほどでもなく、人はヘルシーメニューを注文しようと思っても、メニュー表を開いたらついついがっつり系の肉料理を頼んでしまうものなのだ。

 

 さらに最大のデメリットが、家計を圧迫すること。250円の朝食定食などで3食揃えようと思っても、1,500円は必要だ。それが、一ヶ月となるとだいたい50,000円の出費。ちょっと贅沢すると80,000円かかる。もっと詳しく知りたいのなら下のサイトがオススメ。ちょっとざっくりした計算だが、概ねあっていると考えて間違いない。

magazine.ietty.me

弁当男子化は賞味期限問題も家計圧迫もクリアする最良の選択

 中食という言葉は聞いたことあるだろうか。コンビニやスーパーでお弁当を買って家で食べることのことをいうが、デメリットの面では外食よりはまし、という程度。選択肢にはないが、その弁当を自分で作るとなると話は別。自炊のデメリットは一日2食分しか作れず、食材が余ってしまうことにあった。

 

 だが、その余った食材で弁当を作るとその問題は解決するのではないか。事実、私が弁当男子になると、途端に食材消化率はアップした。一日3食のすべてが食材消費に回せるのだから当然といえば当然だろう。自炊男子にとって、弁当男子は最良の選択といえよう。

弁当を作る上でのコツ

 弁当を作るのってめんどくさいな、っていう方にちょっとした時短テクニックを紹介したい。料理っていうのはめんどくさいものであるが、さらに1食を作ろうとなると単純に手間が倍増する。その手間を少しでも低減させるテクニックっていうものがある。

  • 前日の夕飯と一緒に作る
  • 飾り付けは排除
  • ご飯だけは近場のコンビニで

 調理済みの食品っていうのは意外に持つものだ。12時間は常温に放置しても余裕で持つし、冷蔵庫ならさらに安全。前日の夕食にまとめて調理して冷蔵庫に保存。出発直前に弁当に詰めるというのも手だろう。

 

 飾り付けは極力排除していきたい。別に誰に見せるわけでもなく、綺麗に整えたってただの自己満足に過ぎないのだ。タンポポやパセリなんてもってのほか。食べないのならいらない、この原則は忘れないようにしよう。

 

 もっと極端なことを言えば、ご飯だけはコンビニで買うのもいい。ご飯を炊くのも案外面倒なものなので、コンビニでご飯やライスパック、おにぎりだけを買うのもかなり安上がりになる。

 

 弁当を作る上での時短テクニックを紹介していったが、忘れてはならないのが、食中毒の防止。私は一回だけ食中毒を患ったことがあるが、一週間トイレから出てこれなかった。居酒屋での飲食が原因であるが、おそらく鳥の刺身を食べたからだろう。

 

 ここで言いたいのは、食材は必ず火を通すということ。長時間常温で放置するのが弁当なので、刺身やポテトサラダなど火を通さないものは、たとえ安全と明記されてあっても使わないようにした方が無難だ。 

弁当箱は安物でOK!!100円ショップで調達しよう

 弁当となると若き日に学校に持ち込んでいた弁当箱を思い出すかもしれない。箸入れがセットになった弁当箱、2段重ねの弁当箱、ランチボックスでスープも入る弁当箱など様々なバリエーションがあったのを思い起こさせるが、そんな仰々しいものを持ち歩く必要はない。100均で手に入る弁当箱でも十分な量と質を確保できる

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 この弁当箱の利点は作りがシンプルなため洗いやすく、密封性も確保されていること。見た目は安っぽくて高校時代では持っていくことに躊躇するが、大学生からは笑われる心配はない。誰も見ていないし、周りはみんな大人なのだ。むしろ、いいね!って言われるかもしれない。

おわりに

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 弁当男子になるというのはただ単に流行に乗る、という意味以上のものがある。そもそもなぜ弁当男子という言葉がよく聞かれるのか、というのは時代がそれを必要としているからであろう。外食は高いし、自炊では食材が使いきれない。その一つの解決策として弁当男子というアプローチなのではないだろうか。もっとも、適度な外食はストレスに良いので、日々の状況によって使い分けていきたい。